事業案内
ICT施工
2022年度に当社が施工した東京都発注の路面補修工事(4北北の5)は、①3次元起工測量~②3次元設計データ作成~③ICT建機による施工~④3次元出来形管理等~⑤3次元データ納品、までのフルスペックICT活用工事で、東京都の路面補修では初となるマシンコントロールによる路面切削工事でした。道路を点群として測量し、計画高さをマシン(切削機)にセットすると、巨大な切削機が自動的に路面を削る、という近未来をイメージしてしまう工事で、多くの関係各位が見学に訪れました。測量担当、マシン制御担当、切削機担当の各社との綿密な打ち合わせが必要で、女性も大活躍の現場でした。
マシン制御と切削機
ICT施工見学会
ICT施工検討会
点群データ
建通新聞 2023/2/3
舗装修繕工事
都内の道路舗装工事は、ほとんどの場合、既にある道路の舗装修繕工事です。
傷んだ道路の舗装部分を取り除き、新たに舗装します。最近は、持続可能な社会に向けて、二酸化炭素の排出を抑えた、中温化アスファルト合材を使用する工事が増えています。
舗装修繕状況
舗装修繕状況
景観舗装工事
左の写真の左側は通常の舗装で右側が景観舗装工事の一つ遮熱性舗装です。景観が良く、ヒートアイランド対策としても効果がある遮熱性舗装。太陽光に含まれる赤外線を反射させることで、アスファルト舗装に熱が蓄積されるのを防ぎ、夏の夜を快適にしてくれます。
普通の舗装と遮熱性舗装
施工中の遮熱性舗装
マンホールの調整工事
ほとんどの道路の下には、下水道管が入っており、所々にマンホールがありますが、このマンホールの設置が悪いと、大型車両が通行したときに振動や騒音をもたらします。弊社は、MR2工法協会に加入しており、先に舗装工事を施工して、後からマンホールの調整工事を行う工法で、マンホールによる振動や騒音の低減を図っています。
MR2工法施工中
MR2工法施工中